横浜の市民力『公園愛護会』〜横浜の9割の『公園』を維持・管理するボランティア

  • 公園愛護会とは

 

地域の共通の「庭」である身近な公園の管理について、高木の剪定など危険を伴う作業を除き、清掃・除草・利用者へのマナー指導等の日常的な管理について、地域の皆さんを中心にボランティア団体を結成してご協力頂いているのが『公園愛護会』です。

横浜市の公園愛護会制度は、昭和36年、全国に先駆けてスタートしました。現在では、全2,675公園のうち2,407公園で愛護会が結成され、約9割と極めて高い結成率となっています。

 

 

  • 市内の都市公園と公園愛護会の構成母体

 

市内の都市公園のほとんど(構成比率86%)は身近な公園の「街区公園(2.5ha以下の面積)」です。公園愛護会の構成母体は、自治会町内会が中心で、その他に老人会、子ども会、管理組合などがあります。

 

 

  • 公園での市民活動の目指すところ

 

公園は『地域の財産』
公園は『地域の庭』
公園からの『まちづくり』

地域の交流がまちづくりを支えます

 

 

  • 市からの支援

 

市から公園愛護会への支援事業費は、全体で1億2百万円(年間)。団体数2,407で割返すと、1団体あたり44,000円(年間)と非常に少額です。愛護会活動は、ボランティアの力によって成り立っている事がわかります。

その他に、愛護会への物品支援があり、お掃除道具(ゴミ袋、軍手、かま、熊手など)や、PRグッズ(腕章、活動中看板、名札、愛護会PRチラシなど)が支給されます。

加えて、技術支援があり、花壇づくり・堆肥置き場づくり・草刈機の安全講習などが行われています。担当部局の環境創造局には、4人1組の支援チームがあり、各区の土木事務所に1名配置されている「公園愛護会等コーディネーター」と伴に、愛護会活動の支援を行っています。

 

 

  • 横浜市 公園愛護会表彰

 

日頃から、公園の愛護活動や公園施設の管理・運営に尽力頂いている個人・団体の皆様に、感謝の意を込めて、毎年、市長からの表彰を行っています。個人表彰は昭和53年度から、団体表彰は平成14年度から行っています。

 

年度 表彰 旭区の受賞団体
平成29年度 個人表彰50名

団体表彰30団体

笹野台第三公園愛護会

笹野台南公園愛護会

平成30年度 個人表彰54名

団体表彰30団体

椚谷公園愛護会

 

 

  • 公園愛護会活動の課題

 

愛護会活動の素晴らしさが、十分に住民に認知されていないところが課題です。特徴的な活動を含め、愛護会活動全体のPR手法や、住民とのコミュニケーション手法の改善が必要です。また、企業愛護会など、新しい主体の参加促進等、様々な取組みが求められます。

 

□  会員の高齢化、後継者不足

□  参加者・担い手不足

□  低い認知度

 

 

昨年10月に白根公園で行われた白根カーニバル。沢山の人が集まり、3世代の地域交流が生まれる。