「街のお助け隊 コンセルジュ」事業

「街のお助け隊 コンセルジュ」事業

①「日常生活難民」の方々へのサービスを提供

②「有償ボランティア」制度により、働く場・活躍の場を提供

③稼いだお金は「地域通貨」として、地元商店街に還流

中延商店街(東京都品川区)の「街のお助け隊 コンセルジュ」は、代表者の青木様が、10年前から始めた事業です。

地域に暮らす高齢者が必要とする様々な作業(食事づくり、買物代行、部屋の掃除、障子の張替え、庭の除草など)を、地域に暮らす定年後の60代、70代の高齢者が「有償ボランティア」のかたちで提供しています。

日常生活に人助けが必要な高齢者(登録会員数約900名)向けサービスを、健康な高齢者が有償ボランティア(登録者数約90名)という形態で担う事により、地域の様々な課題を解決するだけでなく、健康な高齢者への働く場・生きがいの場の提供にも繋がっています。

又、事業全体の年間売上約10百万円の内、その半分が有償ボランティアの方への給料(=有償部分)となりますが、その給料は品川区内で流通する「地域通貨」で支払われています。

この仕組みにより、有償ボランティアの皆さんが稼ぎ出したお金は、すべて品川区内の商店街、特に中延商店街の中で流通する事となり、売り手よし、買い手よし、世間よし、の正に「三方よし」の事業となっています。