横浜市会議員大岩まさかず(旭区) 

2018年03月21日 (水)

横浜経済の活性化〜姉妹都市60周年・サンディエゴ市はわずか30年弱で産業構造転換!

●姉妹都市提携60周年

米国サンディエゴ市は、横浜市との姉妹都市提携60周年を迎えています。もともと米国の海軍基地として軍需産業を中心に発展し、1960年代にカリフォルニア大学サンディエゴ校をはじめ世界的な研究所が設立されました。その後の軍需産業の縮小等を機に、主要産業が空洞化しました。しかし、オープンイノベーションによる産学連携が進んだ結果、今では、ITやライフサイエンス分野など6大テクノロジー産業の拠点になっています。

 

●  人口規模は同程度のまち

サンディエゴ市の周辺を含むサンディエゴ郡の人口は約320万人と、横浜市と同じくらいの規模です。そうでありながら、世界大学ランキングで10位台に入るカリフォルニア大学サンディエゴ校を中心として、ライフサイエンス分野では、研究機関やベンチャー企業、大手製薬企業などが集積して成長していく、「ビジネス・エコシステム」が形成されています。

 

●  日本全体の総額を上回るVC年間投資額

サンディエゴの大学発ベンチャーを支援するベンチャーキャピタルの年間投資額は800億円以上と、日本における総額約740億円を上回っています。そこに、横浜市が覚書を結んだバイオクラスターの中核的団体「バイオコム」という存在により、新たなイノベーションをバイオクラスター全体で支援する土壌が整っています。

横浜市がサンディエゴ市との連携に着目したことはとても良い視点だと考えます。横浜市としては、世界のバイオクラスターを目標に設定し、成功したサンディエゴと横浜市との違いをしっかりと認識して、それをベンチマークとして事業を推進することが重要です。

 

●  予算特別委員会「経済局」で質問しました

3月2日に行われた予算特別委員会「経済局」で、会派を代表して質問しました。

<質問:大岩>

サンディエゴのバイオクラスターをベンチマークとしたうえで、本市の現状と比較して何が足りないと認識しているのか、又、それに対してどのように対応すべきであると考えるか、見解を伺います。

 

<回答:ライフイノベーション・特区担当推進理事>

サンディエゴのバイオクラスターが発展したのは、大学や企業などとのネットワーキングを進める業界団体の「バイオコム」に加え、ベンチャーの資金調達面を支援する民間団体の「コネクト」などが効果的に連携した成果だと考えています。今の横浜には、このようなサポートのしくみが不足していると認識しています。バイオコムとコネクトは、いずれもLIP.横浜に加入していただきましたので、これらのネットワークやノウハウを活かし、LIP.横浜を推進していきます。

 

 

●姉妹都市提携を次のステージへ

横浜市と姉妹都市提携60周年を迎えた米国サンディエゴ市は、冷戦終結後、軍需と観光に支えられていた街が、産業構造転換しました。わずか30年弱で世界的なバイオクラスターとハイテク・IT産業の街に大きく転換しています。

30年弱の時間で、サンディエゴで出来た事が、横浜で出来ない理由はありません。サンディエゴの成功モデルをベンチマークして、ビジョンを示し、横浜に足りないピースを埋めていく地道な作業を、スタートさせたいと思います。

 

 

姉妹都市のサンディエゴ市。住み心地の良い生活環境が、高度人材を集めている

 

 



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